出産総合情報>人工妊娠中絶とは?

人工妊娠中絶とは妊娠したにも係わらず理由があってやむを得ず
産めない女性が人工的な方法で胎児や胎盤などを母体の外へ出すという
妊娠中絶手術の事をいいます。

つまり妊娠を自ら人工的に中断させてしまう事をいいます。

それは、身体的にも精神的にもとても負担の大きい事です。

人工妊娠中絶手術ですが手術方法や手術日数・かかる費用などは妊娠の経過に
よって違ってきます。

大きく分けると初期の段階に行う初期中絶、中期の段階に行う中期中絶があります。

初期段階とは妊娠12週未満までの事で、中期段階とは妊娠12週以降から21周6日までの
事をいいます。

手術方法ですが、初期中絶は必要ならば前日にラミナリアなどを使い子宮口を広げて
おき、当日麻酔して胎児と胎盤などを吸引法や掻爬法で取り出します。

初期中絶は手術後身体を休め、通常なら入院せずその日のうちに
帰宅する事が出来ます。

中期中絶ですが初期同様に前日にラミナリアで子宮口を広げておきます。

初期と中期の手術の違いは中期になると胎児が初期に比べ大きくなってきてます。

麻酔せず陣痛を薬で誘発させ、母体の外へ出し胎児と胎盤などを吸引法や掻爬法で取り出します。
この様に中期中絶は産むという形をとる為に入院が必要となってきます。

また、中期の12周以降に中絶すると死亡届を各市町村へ出さなくてはいけません。
費用も初期に比べ、倍か倍以上はかかってしまいます。

どちらにせよ中絶手術の際には本人の氏名と相手の男性の氏名、緊急時の連絡先を記入した
同意書を必ず用意し病院へ提出しなければいけません。

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